2023年7月20日当社のプレスリリース「小1の夏休みは不安？「不安」と答えた人は83％！その理由は？」が注目を浴び、なんとNHKに取材されました。
NHKといえば、日本一のテレビメディア。公営放送なだけあって視聴率もめちゃくちゃ高いです。
そんなNHKから連絡があり「取材させていただき、ぜひとも夕方のニュース番組で取り上げさせてほしい」と言われました。どんな内容だったのか、結果が伴わなかった理由なども紹介していきたいと思います。
NHKからの取材依頼がきた
2023年7月20日にPRTIMESにて夏休みに関するプレスリリースをしたところ、NHKのご担当者様から連絡がありました。連絡が来たのはリリースした4日後です。
4日も経つとプレスリリースは埋もれてしまうことも多いのですが、見ていてくれたようです。
NHKもプレスリリースをよく見ているんだと少し驚きながらも、お話を聞いてみることに。すると、NHKのニュース番組で調査内容を使わせてほしい、とのことでした。
全国放送のNHKの夕方のニュースなんてものすごい視聴率だと思うので、掲載されれば多くの方にメディアを露出できるとワクワクして取材OKの返事をしました。
NHKからの取材内容
NHKからの取材内容をまとめます。
取材の内容は電話とメールで掲載内容やプレスリリースの内容を確認しただけですが、具体的には以下のような感じでした。
- プレスリリースのアンケートの調査方法
- アンケートの対象
- 会社の紹介の仕方
- 他にどのようなプレスリリースがあるのか
- アンケートの結果を見てどんなふうに感じたのか
プレスリリースのアンケートは自社調査としておりましたが、その詳細をお伝えしました。情報の信憑性などを確認したかったようです。
アンケートはWebアンケート形式で対象を絞り、回答いただきました。生データの提出などはなく、口頭での確認のみでした。
また、弊社の紹介を冒頭でしてくれるとのことだったので、どのような紹介文にするかも口頭でお伝えしました。非常に丁寧に確認いただき、しっかりと放映していただきました。
取材の中でとくにたくさん聞かれたのは、アンケートの結果をもって弊社としてはどう感じたのか、アンケート結果の具体的な意見などでした。
例えば、今回の配信では「小1の夏休みが不安？」というネタだったので、1番不安な結果であった「夏休みの宿題」について深堀された感じです。
プレスリリースした内容に加えて、公表していなかったデータも求められましたが、NHKの指示に従い、出せるデータは提出。取材していただいた翌日には放映される超タイトなスケジュールで進めていただきました。
NHK取材のきっかけ
NHK取材をしていただいたきっかけとしては、夏休みの宿題に関するニュースを取り上げるための背景を探していたとのことでした。
実際のニュースのメインは、摂津市が子供たちの夏休みの宿題を手伝うという子育て支援の紹介でした。その子育て支援のニュースでは、地元の企業たちが参加して、お仕事の体験を通して、子供たちの夏休みの自由研究をお手伝いするというもの。
具体的には、以下のような内容でした。
- ステンドグラス風のうちわ作りの体験
- パステルアート体験
地元の商店街の人とコミュニケーションを取りながら貴重な体験をし、それを自由研究とする取り組みです。自由研究を助けてくれるのは親としてもありがたいですし、子供に貴重な経験をさせてあげれるのもよい取り組みですね。
このような取り組みの背景として、「夏休みの宿題に関する不安」という弊社の調査結果が引用されました。
NHKで放映された
実際の放映はNHK取材の翌日には放映されました。
実際の放映ではこのような紹介のされ方でした。
しっかり「ちいく村」という名前も使っていただき、冒頭では口頭でも紹介していただきました。時間は数分間でしたが、NHKメディア内で取り上げられたのは素直にうれしいことです。
テレビで放映後はWebニュースにも掲載されました。Webニュースでは当社のコメントも掲載いただき、アナウンサーがお話したことに追加する形で取り上げていただいております。
アンケートを行った「ちいく村」の担当者は、「夏休みは、日々の生活環境が変わり、ストレスがたまってしまうこともある。できる対策を講じて親子ともにうまく乗り切って、よい思い出を残してほしい」と話しています。
では実際にこの影響がどうだったのか見ていきます。
NHK取材後のアクセス数
NHK取材があった日のアクセス数と普段のアクセス数を比較した結果がこちらです。（比較の点線は前日の推移）
なんと普段とほとんど変わらず。NHKで放映されたのがだいたい18時10分ぐらいでしたが、サイトのアクセス数としてはほぼ誤差範囲で、放映によるアクセス数アップとはいきませんでした。
番組にサイト名がしっかり出ているにも関わらず、この程度の露出では指名検索数もほとんど増えないようですね。
NHKの視聴率が低かったとしても、それなりの人数が見ているはずなので、これは正直期待外れでした。Webニュースにも掲載されましたが、その影響もほぼありませんでした。
NHKに取材され、テレビに出たからと言って、アクセスに期待してはいけない、ということですね。
でもやり方次第ではアクセス数が増える方法もあるはずです。今回の結果を踏まえて何が原因だったのか、どうすれば今後の改善につながるのか考えてみました。
アクセス数が増えなかった原因は？
NHKに取り上げられたのにアクセス数が増えなかった原因を考えてみました。
1番の原因は、単なる調査会社ととらえられた可能性がある、という点です。アンケートをした会社としての紹介だったので、あまり興味関心は得られなかったのでしょう。
他に考えられることとしては、以下の通りです。
- テロップが入っていなかった
- 視聴者に有益な紹介ではなかった
- 忙しい時間帯だった
もし紹介の際に「子育て支援に関する情報を発信するちいく村」のようなテロップも一緒に入っているともしかしたらアクセス数が伸びたかもしれません。
また、今回はアンケート調査の結果を公表しただけで、ちいく村がどのようなサイトなのか、どんな情報を発信しているのか視聴者に伝わらなかったのも原因かと思います。
さらにいうと、ターゲット層のパパママ層が忙しい18時台の時間帯だったことも影響しているかもしれません。
上記の点を考慮し、次回以降の取材では、紹介文を入れたテロップなどを入れてもらうとテレビからの検索流入が増加してくるのではないでしょうか。
NHKに取材されたその後は？
NHK取材のその後に関しては特に何もありません。
あらたに取材を依頼されるようなことはありませんでした。
しかし、プレスリリースを出すと取材の依頼はよく来ます。特に今回のような旬なネタであれば高確率でテレビなどの取材依頼がきます。
例えば、諸事情によりお断りさせていただきましたが、羽鳥慎一モーニングショーへの引用もご提案いただきました。昨年のお話でしたが、こちらも夏休みの宿題に関する調査内容でした。
上記のようにアクセス数の期待はできないのですが、自社のPRや知名度を上げるという点ではネガティブな要素はないと思うので、今後も積極的にアウトプットしていこうと思っています。
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